毛管式水耕栽培容器を作ってみよう

先日もサラッと紹介しましたが、試験的に栽培しているスイスチャードがうまく育ってきたので、簡単ですが毛管式栽培装置の作り方を紹介します。

考え方の基本は、

「これからのガーデニング 水栽培野菜づくりの愉しみ―土がなくても野菜は育つ」
矢野 謙介 (著)

に掲載されていた浮き根式栽培で、2005年春からペットボトルとミニトマトで試した事があるものと同じです。

観賞用野菜になりそう^^;
観賞用野菜になりそう^^;

これで口に合えば言うこと無いのになあ。
 

というわけで…
 

先ずは、容器の内側寸法に合わせた発泡スチロール板を、吸水性の良い素材で被います。


浮き島は適度な重さがある20~30mm程度の厚さが落ち着きが良くてオススメです。

今回は手持ちのスタイロフォームを使いましたが、発泡スチロール板の方が安いです。

発泡スチロールやスタイロフォームはホームセンターの資材コーナーにありますが、リッチな方は蟹をお取り寄せした時の発泡スチロールの箱から切り出すのもアリ。

PVAスポンジ製の洗車用・拭き取りクロスをチョイス

PVAスポンジ製の洗車用・拭き取りクロスをチョイス

ペロンと垂れ下がってるのが吸水用のクロス。

発泡スチロール板をくるっと巻いてるのは、吸水クロスの再利用を目論んだ遮根用のシートです。

 

この浮き島、大きさは容器の内側に干渉しないよう、やや小さめでOKです。

養液の上下に併せて軽く動くように、余裕を持たせておくのがポイント。

また、

吸水シートを再利用するために遮根シートで覆ってますが、大抵は根が入り込んで使い捨てになります(汗

この程度の栽培規模では、手に入りにくい防根シートは無くてもOKということで^^;

 

容器にハイポニカ肥料を半分程度張って、この浮島を浮かべると、養液側のシートから毛細管現象で上面に養液が揚がってきます。

試しにティッシュを置いてみました

試しにティッシュを置いてみました

ばっちりです。

根(+不織布)が触れるだけで水が染み出てくるのが理想です。

スイスチャードは根にも色がついてます

ここで水が揚がってこないようだと、素材選びに難があるということなので、100円ショップのカー用品コーナーへGO!

素材の欄にレーヨン+ポリエステル、またはPVAスポンジと書かれたモノを入手して下さい。
※レーヨン100%は溶けるのが早いので、あまりオススメ出来ません。

ティッシュをふわっと置いた程度で浸水してくるようだったら、養液槽は完成ヽ(‘∀‘ )ノ

 

お次は蓋の加工。

丸くくりぬいてネットポットをはめ込みます。

ネットポットは水耕栽培専門店で入手可能ですが、大きさが手ごろで根が出るように加工できれば、ペットボトルでもプラ鉢でもプリンカップでもなんでもOKです。

小さめの穴にスポンジで直接固定することも出来そうですが、苗が落ち込むと下が浮島でややこしいことになりかねないので、何かしらのポットを埋め込むことをオススメします。

固定にはホットボンドがオススメ

固定にはホットボンドがオススメ

真ん中の塩ビ管は養液補充用兼、水位計を差し込むためのモノです。

ここに適当な棒を入れておけば、養液が減って浮き島が下がると棒も下がるので、養液の減り具合が判ります。 

とくとくとくとく…

とくとくとくとく…

 

裏側から見ると…

真ん中の棒は浮き島と一緒に上下する水位計

真ん中の棒は浮き島と一緒に上下する水位計

簡単ですね!

苗はスポンジ苗がオススメで、こんな感じに根を通してセットします。

黒いのは初期に根の代わりをする不織布(フェルト)

黒いのは初期に根の代わりをする不織布(フェルト)

根に併せて養液の水位を調整しますが、不織布をセットしておくとより確実です。

 

株元がグラつかないよう、ポットの中にスポンジを押し込んで完成です。

蓋の一部を切り欠いて、開閉式覗き穴を作ると吉

蓋の一部を切り欠いて、開閉式覗き穴を作ると吉

説明下手で長くなりましたが、意外と簡単な工作なので、是非試してみてください。

動力要らずで根腐れの心配が殆ど無く、育ちも早いオススメの水耕栽培装置です。

 

でも、エアレーションでブクブクしておくと養液の腐敗が防げたりします。

理由は書きませんが本当です。

余裕のある方は、エアレーションの追加、マジオススメ。

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